バッハ
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV1030
（Sonata for Flute and Cembalo B minor, BWV1030）

この第一楽章を演奏してみたいフルート経験者の方、結構居るんじゃないでしょうか？

フルートとチェンバロの曲なのに、まるでパイプオルガンの曲の様。
神々しさ、壮大さはまさにバッハのものですね。


第二楽章はとても穏やかで優しい曲です。
女神達がゆったりくつろぐ姿が見えてきそう。


第三楽章は激しいPresto（極めて速く）から始まります。
１分２７秒目くらいから12/16拍子、allegro（程ほどに速く）に変化。

何かとても不思議な曲です。
速いのに激しいのに、どこか寂しい気で・・・
あやつり人形が踊り狂って、そして疲れてカタカタと動く様な。

私の勝手なイメージです。ハイ・・・。

第一楽章、第二楽章よりは難しい感じがしますが、allegroからイメージが変わりますので、ぜひぜひ最初でストップせず聞いてみて下さい。


全ての楽章に於いて、とても高度な演奏技術が必要となるのは聞いて頂ければ分かると思います。。。
奏者にとっては難しい曲ですが、第三楽章以外は比較的聞きやすい曲です♪

- 使用楽譜 -

C.F.PETERS版 :
FLUTE SONATAS �T